
小児矯正治療
小児矯正治療
歯列矯正治療には、子どもの矯正治療と大人の矯正治療があり、目的や方法も違います。歯並びが悪い理由は、歯がキレイに並ぶ幅や奥行まで顎が成長できていないということです。歯に力を加えて動かすよりも、顎を正しく成長させることが重要なのですが、顎の成長は中学生くらいでほぼ完了してしまいます。
歯がキレイに並ぶ顎の成長を100%とすると、この完了時期というのは顎が100%まで成長できた時期ではなく、80%で完了時期を迎える人もいます。この完了時期より前の段階を小児矯正、後の段階を成人矯正になります。小児矯正は、歯に力を加えて動かすのではなく、完了時期までに100%にどれだけ近づけられるかという「顎の成長」のための矯正治療を行います。
顎が十分な大きさに発達できれば、歯並びは顔の形に調和した自然でキレイに並ぶことが多いからです。逆に、力を使って強引に並べると、歯並びは良くても顔と調和していない不自然な印象になってしまいます。
成人矯正は、顎を大きくすることは出来ないので、抜歯をして歯の本数を減らすことで、キレイに並べる方法が多く、歯の乱れが少ない場合は抜歯をせずに歯を削って並べる矯正治療を行える場合もあります。
顎の成長が遅れる原因は様々です。
主な原因は口呼吸、舌・唇の癖であり、遺伝性のものは2%程度です。
マイオブレースは世界中で行われており、日本でも20年以上前から行われています。それなのになぜ耳に入らないのでしょうか?通常、矯正治療の相談を矯正医にされると思いますが、矯正医は全て永久歯に生え変わってからの2期治療がメインで、それまでの1期治療は経過観察か、歯に力を加えて幅を広げることが多いです。
ではなぜ矯正医がマイオブレース矯正をしないのでしょうか?それは、マイオブレース治療が「顔の体操」や「体幹トレーニング」に近いものであること、治すのは歯科医師ではなく子ども本人であり、歯科医院では治し方をレクチャーするシステムのため、矯正医としての技術が発揮できる治療法ではないからです。このような理由で、マイオブレース治療を行っている矯正医もいますが、一般歯科医の方が多いため、導入している一般歯科医院でしか話が出ないのです。
5歳から始められる、抜歯をさせない、悪い歯並びの原因から治す矯正治療です。
これらは、口呼吸や舌・唇の悪い癖が原因で起きている可能性があり、歯並びの悪化はもちろん、姿勢の歪みが起こり頸椎・腰椎の痛み、内臓の位置の乱れからの便秘、血行障害による冷え性など将来に様々な問題が生じる予兆かもしれません。
子どもの歯並びを悪くした原因である口呼吸・舌の悪い癖・飲み込みの悪い癖・姿勢を改善し、顎を正常に発育・成長させて、正しくきれいな歯並びに誘導すること、および健康な身体づくりです。