歯科口腔外科|埼玉県川越市笠幡にある歯医者|ナレッジ歯科クリニック

〒350-1175埼玉県川越市笠幡113-2
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歯科口腔外科

歯科口腔外科|埼玉県川越市笠幡にある歯医者|ナレッジ歯科クリニック

歯科口腔外科とは

歯科口腔外科とは

お口の中の外科的な治療を行います。歯科診療所は1次医療機関であるため、高度な知識や技術が必要だったり、血圧・糖尿病・骨粗鬆症など全身疾患の状態により専門性が必要であると判断した場合は、近隣の2次医療機関である病院の歯科口腔外科へ紹介させていただいております。

当クリニックが対応している治療

抜歯

虫歯や歯周病が進行することで、歯を保存することができなくなった場合は、歯を抜くことになります。しかし最近の歯科治療では、可能な限り歯を残すという考え方が第一選択としてあります。この、「可能な限り歯を残す」というのは、抜歯しなければ他に悪影響を及ぼす歯を抜歯しないで残すという意味ではありません。抜かなきゃいけない状態にならないように、日頃から私たちと患者様で協力してケアしていくということです。「歯を抜かない」を大々的に掲げている歯科医院もありますが、極端なポリシーは本当の意味で患者様の健康を損ねているのではないかと考えます。残せる歯は残す、残さない方が良い(残せない)歯は早く抜歯を決断する方が、結果的には患者様の健康に繋がります。

顎顔面の外傷

「顎顔面外傷」は、顔の皮膚・口の中の粘膜の損傷、顎顔面骨の骨折、歯の破折、歯の脱臼など顔面に負った外傷のことです。原因は、交通事故、作業中の事故、転倒、殴打など様々です。
負傷した部位にもよりますが、審美面での変化も問題となります。早期治療を行うことで機能・審美性の回復も可能ですので、お早めにご相談ください。

口腔粘膜疾患

「口腔粘膜疾患」とは、歯肉、舌、頬など口の中の粘膜に発症する病気です。よく見られる症状として「口内炎」「粘液嚢胞」「前癌病変」「口腔癌」が挙げられます。

顎関節症

顎関節症とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごで音がする(関節雑音)」といった症状の疾患です。これらの症状は以下のタイプ別によって治療法が異なりますが、症状が「関節雑音」だけの場合は治療の必要はないとされています。

I型筋肉の異常

主にあごの筋肉(咬筋・側頭筋など)の「使いすぎ」が原因のいわゆる「筋肉痛」です。咬筋は頬、側頭筋はこめかみに痛みを生じるので、こめかみの痛みから「頭痛」と訴える患者様もいます。これは、筋マッサージやあごの安静で治療します。

II型関節靭帯の異常

関節靭帯の異常で、簡単にいうと「あごのねんざ」です。無理に口を開けすぎたり、固いものを食べたり、歯ぎしりや食いしばりでも生じます。顎関節は耳の穴の直前にあるため「耳の痛み」と思い、耳鼻咽喉科を受診される患者様もいます。あくびは控える、固いものは避ける、食事は小さくカットしてあまり大きく口を開けないでいいようにするなど、可能な限りあごを安静にして治療します。

III型関節円板の異常

関節円板の異常です。関節円板とは、上あごの骨と下あごの骨の間に存在する、クッションのような役割をする組織です。III型の患者様は関節円板の位置がずれてしまっているため、口を開けると「カクカク」「ポキポキ」といった「関節雑音」を伴います。しかし、症状が「関節雑音」だけの場合は特に治療の必要はありません。一方で、関節円板のずれがひどくなると「関節雑音」が消失して「開口障害」が出現します。この場合、一般的にマウスピース治療を行いますが、効果が不十分な場合には、歯学部付属病院の顎関節専門外来などで、より専門的な治療を行うことがあります。

IV型骨の異常

関節を構成する下顎骨の関節突起の変形によるものです。このタイプは症状だけでは診断困難です。そのため、顎関節症で来院された患者様の診断は、まず、あごのレントゲンを撮影して骨の変形がないか調べるところからスタートします。変形した骨を元通りにすることは困難なので、「痛みなく」「十分に口が開く」ことを目標にマウスピース治療や開口訓練を行います。

Ⅴ型どれにも当てはまらないが、心理医学的要素を含むもの

身体の異常と心のトラブルの相乗効果により神経のバランスが崩れることで、自律神経に異常が生じて起こることが多いです。心理的原因を改善させることで症状が治まることがあります。